可視画像解析によるコンクリート構造物のひび割れ計測調査
一眼レフカメラで撮影した画像をKuraves-Actis※により加工しひび割れを自動検出する。
※Kuraves-Actisは倉敷防績（株）・（有）ジー・エム・シーが開発した技術です
技術の特徴
- コンクリート構造物に生じたひび割れを、離れた場所から一眼レフカメラにて撮影した画像より
ひび割れ図を作成できます。
- 地上より調査が可能で現場作業が効率的になり交通規制・仮設備等の費用が縮減されるなど経済性が向上します。
- 危険を伴う高所作業が減り安全性が向上します。
- 現場での作業が短縮できます。
- 従来のスケッチによる調査に比べ、解析ソフトにより高精度に展開図（CAD）が作成できます。
- 現場でクラックスケールを用いて目測で計測・記録を行ってた作業を、一眼レフカメラによる撮影とソフトにより解析で、人為的な測定ミスが防げます。
- 画像が残り、経年変化の比較が容易であり、ひび割れの進行性の把握が容易となる。
- ひび割れ幅のCADレイヤーの移行やひび割れ幅と長さのヒストグラム作成可能
適用範囲
- コンクリート構造物の定期点検でのクラック調査や、事前調査・日常点検・経年変化管理の構造物
- 損傷箇所が高所で、ピンポイントでの調査や、経年変化が必要な場所
高所作業車や足場等の設備が必要なく、調査が可能 - 点検に大掛かりな道路規制が必要な場所
現場での調査時間が短縮され、規制時間を短縮 - 調査面積が広い場所
少ない人数で、現場での調査が可能（2,000m²/日程度）
- 損傷箇所が高所で、ピンポイントでの調査や、経年変化が必要な場所
調査の流れ
解析の流れ
